だが高速鉄道が中国の「新4大発明」の一つに挙げられている一方で、「中国には高速道路はあるのか」と聞くユーザーもいる。
「いいね」が一番多かった答えは、米ニューヨークのScott Lamというユーザーの答えだ。中国には道路はない。道路など元から必要ないからだ。中国で主流の交通方式は、不安定な気体を用いた飛行で、中国語ではこれを「気」という。その速度は自動車よりは低いが、気の向くままどこにでも行きたい所に連れて行ってくれる――。
このユーザーは最後に、これはもちろん冗談だと明かした。そして質問の主をからかって、この質問はあまりにも無茶苦茶だ、中国にだって当然高速道路はあると結んだ。
ある中国人ユーザーは回答の中で、こうした質問には呆れて言葉が見つからないと書いた。中国人は毎日ゆで卵を食べられるのか。中国人はコーラが飲めるか。中国のスーパーにはコーラはあるのか。中国人はテレビを見たり、インターネットを使ったりできるのか。
このユーザーはほかの人びとに、このような質問はもう出さないでほしいと求めた。21世紀の今、これらの品々はどの国にもあるし、中国も例外ではない。
実際には中国はとっくに世界に開かれ、一部の分野の革新能力は世界をリードする水準に達している。同時に中国は、自らの発展の成果をほかの地域と進んで分け合おうとしている。だが一部の外国人は中国のことをまだよくわかっていない。彼らが中国にやって来て、活気にあふれたその様子を目にすることができることを願うのみだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月7日