ロシアのショイグ国防相が国防省の会合を開くため、バルト海に面するカリーニングラード州へ航空機で移動中、NATO加盟国のF-16戦闘機が同機への接近を試みた。しかし護衛飛行中のSu-27戦闘機が警告を出すと、NATOの戦闘機は離れていった。
ショイグ国防相は着陸後の会合で、「東欧のNATO加盟国の軍事行動が最近活発化しており、NATOはバルト海沿岸国で活動を強化している。これらの動きは関連安全態勢を損ね、NATOとロシアの不信任を深めている。ロシア側は対策を講じることを余儀なくされている」と話した。
ロシア軍とクレムリンは現在まで、本件についてコメントしていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月22日