日本の防衛費、年々増額に要警戒

日本の防衛費、年々増額に要警戒。先ほど開かれた米日両国の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で、日本の小野寺五典防衛相が防衛予算を増額し、陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入すると発表した…

タグ:防衛費 安全 環境 安倍政権

発信時間:2017-09-01 15:07:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先ほど開かれた米日両国の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)で、日本の小野寺五典防衛相が防衛予算を増額し、陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を導入すると発表した。朝日新聞は、日本は米国製の武器導入を急ぎ、日米同盟を強化する決意を示そうとしていると分析した。日本の防衛予算が毎年増額しており、各国の警戒を引き起こしている。

 

 米日「2プラス2」後の記者会見で、小野寺防衛相は新しい防衛大綱と5年間の「中期防衛力整備計画」(2019−23年度)の策定に着手しており、この2つの文書で新たな防衛・装備態勢を示すと述べた。日本メディアの報道によると、防衛省は2018年の政府予算案に、イージス・アショアの調達経費を盛り込む。その単価は約800億円で、日本全土を守るため2基を調達する必要がある。また自衛隊は初の「宇宙部隊」を発足させ、米国との宇宙軍事分野の協力を強化する。

 

 現行の中期防衛力整備計画(2014−18年度)は、総額で約24兆7000億円という5年間の防衛費の限度を設けている。同計画により、日本の防衛費の伸び率は、年平均0.8%未満となる。朝日新聞は防衛省関係者の話として、この伸び率ではミサイル迎撃システムの調達費用を賄えないと伝えた。

 

 日本政府は事実上、「補正予算」などの手法により防衛費を増やしており、政府予算案の数値をはるかに上回っている。日本メディアはこのほど、防衛省が2018年度予算案として、2017年度当初予算より2.5%増額となる、過去最大の5億2000万円を盛り込む方針を固めたと伝えた。


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