ラフロフ氏は、ランキングの1位は公平な結果だとの見解を示した。米国が世界最強の軍隊を持っていることは疑う余地がない。「戦略力を考慮しないでも、ロシア軍の戦闘力と効率が2位か3位であることは間違いない。中国の軍事力も絶えず高まっている」とラフロフ氏。
4位のインドも合理的である。まず、インド軍は規模が大きく、装備も当然多い。また、新しい武器を積極的に調達している。
EUからトップ10入りしたのはフランス、イギリス、ドイツだけだった。ラフロフ氏は、「すべてのEU諸国、もっと言えば欧州のNATO加盟国はすべて集団防衛に頼っている。そのため、軍隊の人数を大幅に削減し、戦闘力も低くなっている。フランスが保有する戦車はわずか約300台で、イギリスもそうである。EU諸国は1カ国で見ると軍事力はそれほど高くない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月4日