大慶艦
大慶艦は2016年4月9日に、中国・外国籍の商船7隻を、アデン湾東部沖からバブ・エル・マンデブ海峡まで護衛航行した。中国、韓国、パナマなど6カ国・地域の商船7隻は、大慶艦の隣を2列縦隊で航行した。
大慶艦のレーダー兵は艦隊の左前方から、20数隻の不審な船舶が接近中であることを発見した。大慶艦は直ちに海賊迎撃態勢を整えた。艦載ヘリが情報収集に向かい、特戦隊員が武器装備を用意しスタンバイした。大慶艦は不審な船舶の横に接近し、商船から引き離した。ヘリと軍艦の抑止力により、不審な船舶は船隊への接近を停止した。