中米の対話堅持は世界にとって幸い

中米の対話堅持は世界にとって幸い。初の中米法執行・サイバーセキュリティー対話が米国で成功裏に行われ、今年4月の中米首脳会談で決まった外交・安全保障対話、包括的経済対話、法執行・サイバーセキュリティー対話、社会・人・文化対話の4つのハイレベル対話制度が全面的に始動した…

タグ:首脳会談 対話 共通認識

発信時間:2017-10-10 11:19:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

経済・貿易・投資分野では、トランプ米大統領就任後、両国は対話を通じた問題解決について重大な共通認識にいたり、「百日計画」を策定し、「早期収穫」を得て、経済・貿易関係の緊張状態を一応緩和した。今年7月の中米初の「包括的経済対話」も「一年計画」を策定した。経済・貿易関係はかねてより中米関係の「バラスト」にして「ブースター」であり、貿易戦争は双方共に耐えられない破滅的結果をもたらす。

中米間の最も深層かつ厄介な問題は戦略面の相互信頼の欠損だ。これはなおさらに対話を通じて埋める必要がある。中華民族の偉大な復興はすでに進行形であり、阻むことのできない歴史的潮流でもある。現在中国と米国は共に500年来の世界の大変動の中にある。中国に代表される途上国と新興国の集団台頭が国際構造を変えている。これは中米両大国にとってチャンスであると同時に試練であり、双方は積極的かつ実務的姿勢で世界の大変動と中米関係の新構造を直視し、扱い、交流と対話に立ち返る必要がある。

中米の対話堅持は、溝を直視するものであり、協力に狙いがあり、溝を回避し、問題の解決を先送りにするものではない。問題を前に、双方は一朝一夕を争う緊迫感を持つ必要があると同時に、急いては事をし損じるとの道理をわきまえる必要もある。対話・意思疎通・調整のたゆまぬ継続と強化を継続して初めて、様々な妨害を排し、両国関係が制御不能にならず、道をそれないようにする助けとなる。対話の堅持は、中米にとって良好な相互作用を実現する重要な道であり、それ以上に世界にとって幸いな事だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年10月10日

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