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米メディアが中国の大型補給艦に注目 米の同類艦は退役。
タグ：901型補給艦
米サイト「StrategyPage」はこのほど、2017年8月に就役した中国の901型補給艦1番艦「呼倫湖号」について報道した。この快速補給艦の就役により、中国唯一の空母である遼寧艦は基地から離れた場所で長期間活動できるようになった。
901型は中国が建造した最大（4万トン以上）の補給艦で、その大きさと能力は米国のT-AKE補給艦12隻に相当する。排水量4万トンのT-AKEが補給する船は903型や901型よりはるかに多い。T-AKEは世界各地で使用される米軍の補給艦隊の1つだが、中国は軍艦が増えるにつれ、補給艦隊の拡大を進めている。
「StrategyPage」によると、901型の最高時速は空母編隊の速度に合わせ、45キロに達する。中国は901型補給艦を少なくとももう1隻建造する計画だが、通常、注文は新型艦の進水から1年ほど後になる。901型は米国が1990年代中頃に導入した4隻の4.8万トン級T-AOE（時速45キロ）補給艦の影響を受けているように見える。それより遅い（時速37キロ）のT-AKEなどの補給艦の方が高効率、低コストであるため、4隻はすでに退役した。
それと同時に、他の型番号の中国の補給艦も登場した。2016年初め、中国は小さめ（2700トン級）の新型補給艦を公開した。これはロールオンロールオフ船であるため、小島（人工島）に車両を輸送しやすい。この新型補給艦にはヘリコプター離着艦の機能も有し、Z-9のような小型ヘリコプターを使用できる。
中国には8隻の2.5万トン級903A型補給艦も就役している。2015年上半期、4隻の903A型補給艦が同時に建造された。これは平和な時代において世界的に珍しいケースである。2003年以降、この補給艦の建造は大幅に減速した。中国の軍艦が世界各地（公式訪問や能力披露）に姿を現しているのは、それを支援する補給艦があるためである。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年10月16日
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