第4の注目点は、歴史の新たな使命だ。習総書記は第19回党大会報告で歴史的使命を明確に定義した。つまり中華民族の偉大な復興の実現だ。習総書記は歴史的使命と奮闘目標を既存の結びつきと同時に区別ある関係にも置いて語った。つまり、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現という歴史的使命は奮闘目標「2つの百年」の実現を間違いなく含むものだ。同時に区別もあり、この区別は発言から見てとれる。歴史的使命は主に中華民族の偉大な復興の実現に焦点を合わせており、奮闘目標「2つの百年」を超越している。
第5の注目点は、実践の新たな道筋だ。中華民族の偉大な復興の実現は、われわれの歴史的使命だ。われわれ中国共産党員はこの歴史的使命を果敢に担う必要がある。この歴史的使命をどのように完成させるか?習総書記は第19回党大会報告で「4つの偉大」の推進を語った。偉大な闘争、偉大な工程、偉大な事業、偉大な夢だ。この「4つの偉大」には並外れた意義があり、注目に値する。報告における最大の注目点の1つだ。
第6の注目点は、時代の新たな課題だ。この時代的課題とは、新たな時代的条件の下、どのような中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させるのか、どのように中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させるのかだ。これは時代的課題の新たな定義であり、新たな注目点でもある。
第7の注目点は、成果の新たな概括だ。習総書記は第19回党大会報告で、第18回党大会以来の中国共産党の理論革新を概括し、抽出した。この5年間の党の指導思想をどのように概括し、どのように語るのかについて多くの人が関心を寄せ、それぞれの観点と見解を持っていた。第19回党大会報告で習総書記はその答えを明確に示した。つまり「新時代の中国の特色ある社会主義思想」だ。これが最も核心的な注目点だ。
第8の注目点は、理論の新たな飛躍だ。新時代の中国の特色ある社会主義思想は事実上、マルクス主義中国化の新たな飛躍だ。第19回党大会は新たな変革、新たな位置付け、新たな矛盾、新たな課題、新たな使命、新たな道筋、新たな思想、新たな時代について語ったが、これは論理上自ずとマルクス主義中国化の新たな飛躍を要するものである。