中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)は中国の盛会であり、世界の盛会でもある。世界各国のメディアは中国に注目し、多くのメディアが記者を中国に派遣し十九大の取材をする。十九大ニュースセンターの統計によると、十九大を取材するために北京を訪れた国内外の記者は約3068人であり、そのうち、香港、澳門(マカオ)、台湾地区と外国人記者の人数は1818人に達し、十八大と比べて6.7%増となった。さらに、外国人記者は世界の五大州の134ヶ国からきており、十八大と比べてその数は19.6%増えた。
外国人記者が中国をより深く理解できるように、十九大プレスセンターは先ごろ、各国の記者を招いてさまざまなものを見学させた。中国の伝統文化の体験から、基層党組織建設の理解やインフラ整備建設、中国発展成果の見学まで、各国の記者により開放的で、自信に満ちた中国の姿を見せている。
▽中国のイノベーション能力の高さはとても印象深い
10月16日、アジア、アフリカとラテンアフリカからの記者35人が北京展覧館で大型成果展「錬磨奮進の五年」を見学した。
「習近平国家主席を核心とする党中央のもとで団結し、中国の特色ある社会主義の偉大な事業を引き続き推進しよう」というスローガンの意味を翻訳してもらい、理解することができたトリニダード・トバゴ共和国の記者は「習主席は本当に凄い」と笑いながら賞賛した。
「十九大を迎えるためにこの展覧会を行うのか」、「中国は『復興号』のような列車を何両生産したのか」、「中国の『天の眼』はいつ使用開始されたのか」、「『赤手配書(国際逮捕手配書)』の人はどんな罪で逮捕されるのか」などと外国人記者は解説員に次々と質問しながら、その答えをまじめにノートに書き留めた。パナマの記者は最初から最後までスピーカーを持ちながらスマートフォンでその様子をライブ配信した。
展示区のシェア自転車を体験した後、ジャマイカの記者は、「中国のイノベーション能力の高さはとても印象深い」と大いに感心した。また、国営カタール通信の記者は、「中国の発展スピードは『復興号』列車のようにとても速い」と話した。
見学が終わった後、トリニダード・トバゴ共和国の記者は、「中国の列車が大好き。有人潜水艇『蛟竜号』などの模型や展示してあった実物も気に入った。このような展示が中国の優れた成果を生き生きと表していた」とした。