米海軍は空母「セオドア・ルーズベルト」「ニミッツ」を中心とする空母打撃群が、23日と25日に西太平洋の海域に到達したと発表した。さらに日本に配備されている「ロナルド・レーガン」を加え、米国は珍しいことに同一地域内に3個空母打撃群を配備した。
米海軍はこの2個空母打撃群の具体的な任務を明らかにしていない。米CNNは、これには地域諸国の注意を引きつける「深い意味」が隠されているはずだと伝えた。
防衛専門家、米国科学者連盟上席研究員のアダム・マウント氏は「この動きは確かに重要なシグナルを発した。空母がある地域に入れば、それは重要な軍事計画があることを意味する。米国の敵国は、そこからある種の情報を読み取る。同じ地域に空母3隻配備は確かに珍しい。米海軍は大統領訪問前に、上から眺め下ろす姿勢を取ることができる」と話した。
米海軍は今週、東アジアで活発に活動を続けている。米韓日は23日に日本海で2日間のミサイル追跡合同軍事演習を行い、米軍の複数のイージス艦が参加した。韓国軍合同参謀本部によると、今回の演習は朝鮮をけん制することが目的だった。3カ国のイージス艦は朝鮮からの弾道ミサイルを想定し、その情報を探査・追跡・共有した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月28日