オーストラリアのニュースサイトは10月20日、中国第1陣のJ-20ステルス戦闘機の一線部隊が任務を開始し、中国の空中における能力は世界2位になったと伝えた。これまで、第5世代戦闘機を導入したのは米国だけだった。
報道によると、J-20戦闘機が2011年に登場した際、軍事航空業界を驚かせた。J-20は同地域で性能が最も優れた航空機であるため、中国の空中における優位性は日本、韓国、インド空軍より高くなった。また、ロシアのステルス戦闘機Su-57の開発は低迷期に入り、米国が盟友に輸出するステルス戦闘機F-35の製造も遅れている。
J-20戦闘機の登場により、中国空軍は防御網を抜けてミサイルを発射し、太平洋上空で重要な給油機を妨害することも可能になった。J-20戦闘機はステルス性、先進的な配電システム、超音速の巡航速度などにおいて現代的な特徴を備えている。米戦略国際問題研究所(CSIS)は、J-20は米国の古いF-22「ラプター」ステルス戦闘機のライバルになり、ある面ではF-35の方が性能が優れていると分析。しかし、その性能はまだ検証されていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月6日