中国の崔天凱駐米大使はこのほど新華社の取材に「第19回党大会は中米関係の発展にかつてないチャンスをもたらした。中米はチャンスをしっかりと捉え、トランプ米大統領の中国公式訪問を契機に、共に両国関係の健全で安定した発展を推し進め、連携して新型の国際関係と人類運命共同体を構築するべきだ」と表明した。新華網が伝えた。
崔大使は「中国は終始変らずに平和的発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、各国との利益の合流点を拡大すると重ねて表明し、新型の国際関係と人類運命共同体の構築を打ち出した。これは中米に相手国の戦略的意図を正しく判断し、両国関係の正しい方向を把握するための指針を提供し、両国協力の広大な空間を描き出した」と述べた。
また「新たな歴史的チャンスを前に、中米は最大の発展途上国と最大の先進国として、歴史経験を総括し、グローバルな大勢に着眼し、伝統的な大国間のゼロサム競争モデルから脱して、非対立・非衝突、相互尊重、協力・ウィンウィンの新型の関係を構築し、国家間の付き合いの新たな道を歩み出すべきだ」と表明した。
崔大使はさらに「世界は中米という両大国が引き続き協力を強化し、グローバルな試練への対処、グローバル・ガバナンスの強化の面でしかるべき責任を担い、しかるべき役割を発揮することを期待している。双方が正しい歴史的選択をし、連携して努力しさえすれば、平和が永続し、普遍的に安全で、共に繁栄する、開放・包摂的で美しい世界の構築に重要な貢献をし、人類運命共同体の構築に貢献をすることができる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年11月8日