米空母7隻が海外任務 大規模な武力アピールは珍しい

米空母7隻が海外任務 大規模な武力アピールは珍しい。

タグ:原子力空母 空母

発信時間:2017-11-08 16:25:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  昨年、米国の空母6隻が海外で同時に任務や訓練を行い、米海軍作戦部のリチャード部長から「一里塚的な出来事」と称された。米海軍のある官僚は6日、米海軍兵学校のニュースサイトに対し、「現在、米国の原子力空母11隻のうち7隻が各海域で任務を行っている」と明かした。米海軍がこのような規模で軍事力を示すのは近年では初めてとなる。

 

 米海軍兵学校のニュースサイトによると、西太平洋で任務を行う原子力空母は「ロナルド・レーガン」、「ニミッツ」、「セオドア・ルーズベルト」の3隻で、いずれも空中力を備え、完全な空母戦隊を形成している。残りの4隻「カール・ヴィンソン」、「ジョン・C・ステニス」、「エイブラハム・リンカーン」、「ジェラルド・R・フォード」は海外で短期訓練や配備に向けた準備を行い、うち「カール・ヴィンソン」と「ジョン・C・ステニス」は東太平洋、「エイブラハム・リンカーン」と「ジェラルド・R・フォード」は大西洋で任務を実施している。

 

 イギリスのロイター通信社は7日、米国の官僚の言葉として、米軍の3つの空母打撃群が数日後に西太平洋で合同演習を実施すると伝えた。しかし、演習の正確な実施日と場所については明かさなかった。米国防総省と米軍太平洋艦隊はこの件に関してコメントを発表していない。ロイター通信は、トランプ大統領のアジア歴訪中に武力をアピールするのは珍しいと論じた。

 

 米統合参謀本部のジョセフ・ダンフォード議長は先週、空母戦隊が西太平洋に同時に出現したのは朝鮮に対するものではなく、米国の同地域での行動を示す通常の行為だと説明。米海軍兵学校のニュースサイトは、同時に任務を行う空母の数が多いほど、軍隊の実力と作戦の準備をアピールできると論じた。このような合同演習は10年ぶりとなる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月8日

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