大陸間弾道ミサイルDF-41、明年就役か 「THAAD」の作用を抑制

大陸間弾道ミサイルDF-41、明年就役か 「THAAD」の作用を抑制。北京の関係者の分析によると、政府系メディアがDF-41関連の報道を強めているのは、この戦略ミサイルの試験任務がほぼ完了し、配備が近付いていることを示している…

タグ:大陸間 弾道 ミサイル DF-41

発信時間:2017-11-25 10:41:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 外媒称东风41或明年服役: 削弱萨德作用

資料写真


 中国の政府系メディアは最近、大陸間弾道ミサイルDF-41(東風-41)に関する情報を相次いで報道している。この中国の最新型大陸間ミサイルは来年にも就役する可能性がある。北京の関係者の分析によると、政府系メディアがDF-41関連の報道を強めているのは、この戦略ミサイルの試験任務がほぼ完了し、配備が近付いていることを示している。シンガポール『聯合早報』ウェブサイトが伝えた。


 中国の戦略核抑止力は現在、米国やロシアと比べてまだ大きな差があるが、DF-41が就役すれば、この差は目に見えて縮小することとなる。


 中国は11月5日に新型DF-41大陸間ミサイルの実験を行った可能性がある。中国は同日、西部の砂漠地区に飛行禁止の通知を出した。分析によれば、DF-41大陸間ミサイルはこれまでいずれもこの地区で実験を行っていた。通知によれば、飛行禁止時間は約53分だった。


 中国中央電視台(CCTV)は連日、徐光裕や杜文竜、曹衛東など中国軍筋のゲストを招き、DF-41ミサイルに関する海外の報道を評論している。徐光裕によると、DF-41ミサイルの射程は1万2千kmを突破し、世界をカバーするものとなっているこのミサイルの攻撃目標の偏差はわずか100mで、6個から10個の個別誘導式の弾頭を搭載でき、相手による迎撃は非常に難しい。


 中国軍に近い関係者が『聯合早報』に示した分析によると、DF-5やDF-31など中国が現在持っているいくつかの大陸間ミサイルと比べると、DF-41は、全く新しい世代の戦略抑止兵器に属し、その射程や速度、弾頭数量、防衛突破能力などの主要技術パラメーターは、米国やロシアの新型大陸間ミサイルとのジェネレーションギャップはすでにない。


 地上配備型による機動的な発射ができるほか、DF-41ミサイルはさらに、海上配備型も開発されており、配備されれば、中国の核抑止能力は米国やロシアと肩を並べるレベルに達し、大国にふさわしい武器となる。


 中国大陸部の軍に近い人物の指摘によると、DF-41の就役は、「THAAD」などの米国の現在のミサイル防衛システムの作用を大きく減らすものとなる。だがDF-41やミニットマン3、RT-2PM2のような戦略的な「必殺兵器」は主に、大国間で均衡化の作用を果たし、相手に核武器を使わせないようにするためのものだ。さもなければいかなる国も核戦争のもたらす結果に耐えることはできないだろう。


外媒引用的这张照片,已经在网上盛传了许久。比较客观的观点是,这辆特种车辆上承载“导弹发射管”,应该是某种建筑工程用的专用管道。

資料写真

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