中共中央政治局は8日、2018年度の経済政策を分析・研究する会議を開き、習近平総書記が議長を務めた。新華社が伝えた。
同会議では安定を維持しながら前進する政策を基調とした国家統治の重要原則を強調し、長期にわたり堅持していくとした。また、高い品質の発展を推し進める現在と将来の一定期間における発展のアプローチを決め、経済政策を制定し、マクロコントロールの根本的な要求を実施し、しっかりとした認識と、全面的な理解、真の意味での徹底を図らなければならないとした。
また、統一的な計画と秩序ある推進を行い、金融の重大リスク、貧困対策と環境改善という三大難関の突破に確実に勝利しなければならないとした。重大リスクの予防と解消には、マクロレバレッジ比率の有効なコントロールを行う必要があり、金融サービスの実体経済の能力を増強させ、リスク予防の活動において、積極的な効果を得なければならない。ターゲットを絞った貧困脱却は特殊な貧困層にターゲットを絞り、支援を行う必要があり、深度貧困地区への集中的な支援をさらに進めなければならない。貧困支援を志気向上支援や教育支援と結び付け、貧困層の内からの貧困脱却へのエネルギーを刺激することで、貧困支援の成果を強固にし、貧困脱却の質を向上させる。汚染の予防と抑制は主に汚染物質の排出総量を引き続きしっかりと減少させていくことで、生態環境の質を全体的に改善していく。