日本やASEANと協力、インドはなぜ中国と対抗しようとするのか

日本やASEANと協力、インドはなぜ中国と対抗しようとするのか。中露印外相会談が開かれるなか、ニューデリーでは別の外交活動が行われた。第1回ASEAN・インドコネクティビティーサミットが11日、ニューデリーで開幕した…

タグ:インド ASEAN 対抗 影響力

発信時間:2017-12-12 16:32:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国の王毅外交部長は昨日ニューデリーで、インドのスワラージ外相と握手した。インド側は、両氏の会談は「積極的で先見性に富む」と称した。王部長は洞朗地区での対峙後、初めてインドを訪問した中国の高官で、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)後に始めてインドを訪問した中国の高官でもある。国際観測筋は本件を、中印関係改善の象徴的な出来事としている。インド各界も、中国の今後数年間の対印政策を見極めようとしている。

 

 中露印外相会談が開かれるなか、ニューデリーでは別の外交活動が行われた。第1回ASEAN・インドコネクティビティーサミットが11日、ニューデリーで開幕した。注目すべきは、サミットに特殊な域外国、日本が含まれたことだ。10日付インド英字紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア』は、インドが日本やASEAN諸国と協力し、中国の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)イニシアチブに対抗しようとしていると報じた。インドのウェブサイト「newsbytesap」は「インドのASEANへの歩み寄りは、中国の裏庭で影響力を拡大する実行可能な策だ。インドの隣国と軍事・経済関係を強化しようとする中国を牽制する」と分析した。

 

 インドの一部の人間の対抗思想、及び「安全への執念」は狂気じみている。10日付インド英字紙『Hindustan Times』は「モルジブのヤーミン大統領への攻撃は地政学的な舵で、彼が支配する観光客天国のモルジブへの不満を示している。ヤーミン大統領はチャイナマネーを利用し続けており、その政策方針がインドに不満を募らせた。ヤーミン大統領は4日間の訪中を終えたばかりで、自由貿易協定及び海洋分野の協力文書に署名した」と伝えた。インドの高官は「我々は行動を検討中」と述べたという。


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