歴史が時代の変遷によって変わることはなく、事実が巧みな弁舌と言い逃れによって消失することもない。日本右翼が頑なになればなるほど、平和を愛する人々は強く警戒する。今年11月、ジュネーブ軍縮会議は日本の平和演説の資格を取り消した。国連人権理事会は218項目からなる勧告を公表し、歴史問題における日本の姿勢を強く批判し、「歴史を直視し、後の世代に本当の歴史を語る努力をする」よう要求した。南京大虐殺は、とうに全ての正義の勢力の集合的記憶となっている。いまだに夢の中で寝言を言っているのは日本右翼だけだ。
1937年12月18日、ニューヨーク・タイムズは「大規模な強奪、女性への侵害、市民の殺害……日本軍は南京を恐怖の街に変えた」と報じた。今年9月、国際平和都市協会は南京を国際平和都市にすると宣言した。国際平和都市協会の責任者は「南京は第2次世界大戦で戦火に破壊され尽くした都市の典型だ。国際平和都市となったことで、全世界の人々が平和を強く愛し、追求する中華民族の悠久の歴史をより多く知る助けになる」と指摘した。
「恐怖の街」から「平和の街」へ。南京の命運の変遷は平和の貴さを十分に証明している。中国はとうに国民の平和な生活を守る揺るぎない力を持つ偉大な国家となっており、世界平和を守る志を抱いている。歴史を銘記し、烈士を偲び、平和を大切にし、未来を切り開く。中国の終始一貫した平和の誓いは、揺るぎない信念とみなぎる力をはっきりと示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月14日