トランプ米大統領は就任から11カ月間、ホワイトハウスのウェブサイトの請願ページの民衆の声に「沈黙」を維持してきたが、今週になってようやくこの機能の閉鎖が決定した。
ホワイトハウスは現地時間19日夜12時、ウェブサイトの請願ページ「We The People」の閉鎖を決めたが、2018年1月末に新しい請願ページを開設することを約束した。
ホワイトハウスのある職員は『The Washington Examiner』の記者に対し、「これまでのすべての請願内容と署名はすべて保存され、新版の開設後も有効。連署の人数が基準に達すれば、回答が得られる」と話した。
「We The People」はオバマ前大統領が2011年に始めたページで、10万人の署名が集まれば連邦政府が回答することになっている。
AP通信によると、請願を立てるのは主にトランプ政権を批判する人で、支持者はごくわずかである。トランプ大統領の1月20日の就任以降、17項目が基準に達した。「豪商出身の大統領に納税申請票を公開してほしい」、「財産を秘密で保管したい」、さらには辞職を求める請願もあるが、トランプ大統領は回答していない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月21日