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発信時間：2018-01-11 14:49:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　豪州影の内閣外相、労働党議員のペニー・ウォン氏は10日「豪州政府の援助資金の削減は、中国にチャンスを与えている。アボット前政権とターンブル政権は開発予算を110億豪ドル削減しており、周辺地域を見捨てている。中国は南太平洋地域で、大きな力を発揮するようになった」と述べた。さらに豪州政府の反中政策を批判し、「政府は苦境に陥ると、中国を叩くだけでいい。これは豪州経済にとって極めて重要な関係を処理する良き方法だ」と皮肉った。

 

　オセアニア地域の超大国である豪州は、南太平洋地域の島国を自国の裏庭とみなしており、域外からの影響力に警戒を強めている。「中国企業が敷設する海底ケーブルを使うならば、お前を魚雷でぶっ壊すぞ」これは豪州政府の高官が昨年、ソロモン諸島の大統領に対して口にした、赤裸々な脅迫だ。周辺の弱小隣国に対する高圧的な態度をうかがい知ることができる。

 

　豪州の南太平洋諸国に対する傲慢な態度は、地域諸国から批判・反対されている。豪州のダウナー元外相も「豪州は太平洋地域のリーダーを演じることに夢中になっているが、地域諸国が本当に必要とする時に先見性のある立場を示すことができず、頻繁に批判を浴びている」と発言したことがある。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年1月11日

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