■経済は内外を共に整える
黄氏は「『内外を共に整える』『十分な蓄積を発揮する』という2つの言葉は中国の発展の実情に符合する。中国経済の成長率は世界をリードし、主要エコノミーの中で最もリードしており、世界経済に対する寄与率も世界最大で30%以上に達する。中国経済が世界経済に占める割合は過去5年間で何ポイントも高まった」と述べた。
昨年のGDPは実質6.9%増だったが、なぜ今年は6.5%と定めたのか?黄氏は「中国の経済発展はすでに高度成長段階から質の高い発展の段階へと転換した。合理的な経済成長率の維持は、構造の最適化・高度化の加速にプラスだ」と述べた。
■民生を体現
今年の政府活動報告は民生保障・改善の面で確かで、国民が関心を寄せる重要な措置を打ち出した。税負担の低減、就業・起業コストの引き下げ、個人所得税の課税最低限度額の引き上げ、住民の負担減と所得増加、都市部のバラック密集地と農村部の危険住宅の改造の推進、基本医療保険への財政補助の引き上げなどだ。
黄氏は「これらは中国政府の国民本位の施政理念と国民生活への厚い思いを十分に体現するとともに、中国の発展に温かみがあり、国民の幸福に質感があることを示している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月7日