中国の改革・発展の新理念を知るため、『習近平、国政運営を語る』を真剣に読むタイの読者。(撮影:人民日報・孫広勇記者)
中国が世界の舞台の中心に日増しに近づくにともない、全世界が中国の理念、中国の智慧、中国の案、中国のチャンスへの注目を高めている。これについて、4日午前に開かれた第13期全人代第1回会議の記者会見で張業遂報道官は「中国は自らの道を堅持し、外国のモデルを輸入せず、中国のモデルを輸出もしない。中国のやり方をコピーするよう他国に要求することはない」と国内外の報道陣に明言した。
張報道官は「世界中のどこにでも適用できる発展モデルは存在しない。各国は自国の国情に基づき、自らに合った発展の道を独立して自主的に探る必要がある」と指摘。「中国の発展の経験と手法に興味を抱く国があるのなら、彼らと話し合い、分かち合いたいが、強要は絶対にしない」と補足した。
2017年12月1日午前に中国共産党と世界政党の上層部対話に出席した外国の政党指導者は大型成果展「錬磨と奮進の5年」を見学した。『習近平、国政運営を語る』を手に取る来賓。(撮影:人民網・翁奇羽記者)
また「国際秩序の問題において、中国は覆して取って代わるのではなく、国際秩序の擁護者・建設者であり続けようとしている。中国は国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際秩序を積極的に擁護しており、時代の発展に適応していない、各国の共通の願いにかなっていない国際ルールの改革を後押ししている。中国はグローバル・ガバナンス体制の改革と整備に積極的に関与することを願い、国際秩序のより公正で合理的な方向への発展を後押しすることを望んでいる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月7日