第1回デジタル中国建設サミットの開幕にあたり、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は祝辞を寄せ、サミットの開催を心から祝し、各界からの出席者を熱烈に歓迎した。
習総書記は祝辞で「現代世界は情報技術の革新が日進月歩で、デジタル化、ネットワーク化、スマート化が深く発展し、経済・社会発展、国家ガバナンスのシステムと能力の現代化を後押しし、日増しに高まる素晴らしい生活への人々のニーズを満たすうえで果たす重要性を増している」と指摘。
「第19回党大会は小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成に最終勝利し、社会主義現代化国家の全面的建設の新たな征途を開き、中華民族の偉大な復興を実現するという雄大な青写真を描き、インターネット強国、デジタル中国、スマート社会の建設の戦略的方針をまとめた。デジタル中国の建設の加速は、中国発展の新たな歴史的位置付けに適応し、新発展理念を全面的に貫徹し、情報化によって新たな原動力を培い、新たな原動力によって新たな発展を推し進め、新たな発展によって新たな輝きを創造することである」と強調した。
また「今回のサミットは『情報化により現代化を駆動し、デジタル中国の建設を加速する』をテーマとしている。これは電子政務とデジタル経済の発展の最新の成果を示しており、デジタル中国建設の理解と見解を交わすことは、共通認識をさらに凝集し、必ずやデジタル中国の建設に対する社会各界の積極性、主導性、創造性を引き出し、情報化がより良く社会と人々に幸福をもたらす後押しとなる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月24日