H-6K爆撃機が南中国海に初着陸、何を意味するか?

H-6K爆撃機が南中国海に初着陸、何を意味するか?。米軍事専門誌『ディフェンス・ニュース』は19日、H-6Kが今回初めて着陸した南中国海の空港は、西沙諸島の永興島にあると報じた。またH-6Kの最新の改良型が、核攻撃能力を持つ弾道ミサイルを搭載することになるという…

タグ:H-6K 爆撃機 南中国海 空軍

発信時間:2018-05-21 14:36:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 中国空軍の微博(ウェイボー)公式アカウント「空軍発布」は18日、H-6K「戦神」戦略爆撃機が島礁で離着陸訓練を実施する文章と動画を投稿し、国内外メディアから直ちに注目を集めた。米軍事専門誌『ディフェンス・ニュース』は19日、H-6Kが今回初めて着陸した南中国海の空港は、西沙諸島の永興島にあると報じた。またH-6Kの最新の改良型が、核攻撃能力を持つ弾道ミサイルを搭載することになるという。環球時報の記者は「空軍発布」がこれまで投稿していた動画と文章を比較したことろ、今回の任務遂行部隊には「神威大隊」の所属師団が含まれた。


 「神威大隊」が南中国海に展開


『ディフェンス・ニュース』は「実力を誇示か、中国の爆撃機が南中国海の空港に着陸」と題した記事の中で「中国が初めて南中国海の空港に戦略爆撃機を着陸させた。中国軍は、爆撃機の乗組員に島礁空港における操作経験を持たせるためだと説明した。また海上目標の攻撃をシミュレーション後、H-6Kを含む各種爆撃機が島の空港で離着陸した」と報じた。


 「中国空軍が発表した動画を見ると、解放軍空軍の爆撃機師団が同空港で続けざまに離陸し、着陸復行を行ったことが分かる。この爆撃機師団は陝西省に駐留しており、永興島から約1200マイル離れている。これは公式報道にあった、2200マイルという作戦半径内にある。しかし中国軍は、同機は中国南部の空港から離陸したと発表した」


 環球時報の調べによると、「空軍発布」は今回「今回の訓練では、郝建科師団長が操縦するH-6Kが先頭になり、南方の某空港から離陸した。予定の空域で海上目標突撃訓練を終えると、某島礁で離着陸訓練を実施した」という情報を発表した。「空軍発布」は3月27日に「中国空軍『神威大隊』、戦略進攻能力の強化を加速」と題した記事の中で、神威大隊の所属師団の師団長を郝建科氏と伝えていた。関連報道によると、神威大隊の所属師団は、中部戦区航空兵某師団だ。つまり今回の島礁離着陸任務を遂行した部隊には、中部戦区空軍の神威大隊所属師団が含まれる。また「空軍発布」が発表した、今回の任務に参加したH-6Kのナンバーは41175であり、「空軍発布」が3月27日に発表した「中国空軍『神威大隊』、戦略進攻能力の強化を加速」の動画で最後に登場したH-6Kのナンバーと完全に一致する。


1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで