共に努力・協力を
劉氏はワシントンを離れる前「今回の中米経済・貿易協議の最大の成果は、双方が貿易戦争を起こさず、追加関税を棚上げにすることで合意したことだ」と述べた。2カ月弱の駆け引き・交渉・協議を経て、中米双方は両国民の利益を立脚点とし、市場の法則に合致する平等かつ互恵の取引を終えた。これは中米各界及び世界市場を一安心させた。中米貿易の実質は、両国が各自の比較優位性を利用し生産・交換を行う市場行為であり、政治的な干渉で両国企業と国民の交流の扉を閉ざすことはできない。
中国は今後15年に渡り24兆ドルの商品を輸入し、米国を含む各国により多くのチャンスをもたらす。当然ながら中米経済・貿易分野の問題は複雑であり、双方の共同声明における共通認識を実行に移す必要がある。双方はこれから市場ルールに基づき積極的に行動し、推進していかなければならない。具体的な製品やサービスなどをめぐり、双方は協議を繰り返す必要があるかもしれない。最大公約数に基づき、最終的に両国民により多くの充足感をもたらすべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月21日