外交部(外務省)の陸慷報道官は23日の定例記者会見で「中国側は朝米双方がチャンスをしっかりと捉え、向き合って進み、妨害を排除することを希望する。朝米首脳会談が順調に行われ、前向きな成果を得ることを期待する」と表明した。
「われわれが繰り返し指摘しているように、中国側は朝鮮半島問題で一貫して和平交渉の促進に尽力しており、積極的役割のみ発揮する」。陸報道官は「中国側は一貫して米朝双方が直接対話によって相互信頼を積み重ね、朝鮮半島非核化の政治的解決プロセスを推し進めることを促し、支持している」と表明した。
また「現在、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスは得難い歴史的チャンスを迎えている。米朝双方が今も首脳会談の準備を続けていることに皆も注意を払っている。われわれは関係各国、特に朝米双方がチャンスをしっかりと捉え、向き合って進み、妨害を排除し、各自の懸念をバランス良く解決することを希望する。われわれは朝米首脳会談が順調に行われ、前向きな成果を得ることを期待する」と述べた。
報道によると、トランプ米大統領はこのほど朝鮮の最高指導者・金正恩氏との会談について「6月12日には開かれない可能性がある」と表明。その場合、延期して開催されるかもしれず、現在コミュニケーションを取っているとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年5月24日