ロシアのモルグロフ外務次官は18日、ロシアのプーチン大統領と韓国の文在寅大統領は会談で朝鮮との3国協力プロジェクトについて話し合うと発表した。
モルグロフ外務次官は同日、モスクワでロシアメディアの取材に応じ、ロシアは朝鮮半島の軍事対抗レベル引き下げを主張し、交渉期間中に同地域で軍事演習を実施するのは不適切との見解を示した。ロシアは、このような演習を中止することは正確な方向に踏み出すための一歩と考えている。
プーチン大統領の招請に応じ、韓国の文在寅大統領は6月21日から3日にわたりロシアを公式訪問する。韓国の大統領がロシアを公式訪問するのは19年ぶり。4月29日、文在寅氏はプーチン氏と電話で話し、双方は朝鮮と3国経済協力を実施し、平和を促進する必要があるとの認識で一致した。
近ごろ、朝韓関係、朝米関係に新たな変化が現れている。韓国聯合ニュースなど複数のメディアはこれについて、文在寅大統領のロシア訪問はシンガポールでの朝米首脳会談直後に行われ、韓露両国の指導者は朝米会談などについて討論し、韓国は朝鮮半島の平和メカニズム構築などについてロシアに支持を求めると分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月19日