無人潜水艦には不足も
しかしハルビン工程大学自動化学院の羅躍生教授は「無人潜水艦の研究はなおも初期段階にあり、実際の配備までには多くの技術的障害がある」と強調した。例えば潜水艦には故障したエンジンや漏水しているパイプを修理し、ボルトを締めることのできる作業員がいないため、潜水艦のハードは極めて高い品質と信頼性を持つ必要がある。また羅氏は「無人潜水艦の任務は、具体的かつシンプルな任務に限られる可能性がある。AIが完全に人間の代わりになることはない。水中の状況は極めて複雑であり、すべての状況を理解し対処できるとは思えない」と指摘した。
同分野で先頭を走る米国
中国海軍軍事専門家の張軍社氏は23日、環球時報のインタビューに応じた際に「南華早報は中国の無人潜水艦の研究の進捗を過大評価している。実際には米国の無人潜水艦の研究技術は世界各国に大差をつけている。そのため中国の水中無人潜水艦が西側の優位性を脅かすとは完全な誇張であり、事実に合致しない」と述べた。
次に、中国が水中無人潜水艦の研究開発を行ったとしても非常に正常であり、世界の多くの国が開発中だ。中国がシーパワーを発展させるのは、国の主権と領土の安全をより良く守るためだ。同記事は中国のこの行為が米国を脅かしていると意図的に宣伝しているが、これは単に中米の対抗ムードを作り上げるためだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年7月24日