宇宙ステーション実験プロジェクト、中国が世界に向け募集開始

宇宙ステーション実験プロジェクト、中国が世界に向け募集開始。

タグ:宇宙ステーション 科学技術 実験 プロジェクト

発信時間:2018-08-07 10:11:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国航天科技集団の中国宇宙技術研究院が発表した情報によると、同研究院は14人の院士からなる宇宙ステーション科学技術実験委員会を設立し、正式に世界から長期的に宇宙ステーション実験プロジェクトを募集することになった。


 専門サイトでプロジェクトを募集


 中国有人宇宙事業はこれまで国際協力を提唱してきた。ウィーン常駐中国代表団は国連宇宙部と、世界を中国宇宙ステーション国際協力に招待している。その提案の下、中国宇宙技術研究院は世界から宇宙ステーション実験プロジェクトを募集し、宇宙探査分野の国際協力を促進する。


 アメリカ航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)など世界の主要宇宙機関でつくる国際宇宙探査協働グループ(ISECG)は、最新の国際宇宙探査ロードマップの中で、中国の宇宙ステーションでの実験を深宇宙技術・能力を検証する重要な手段としている。


 中国宇宙技術研究院の張洪太院長によると、同研究院は中国宇宙ステーション応用システムの責任部門の一つであり、宇宙ステーション実験プロジェクトが人類の宇宙探査活動を支えることに期待している。入選した実験プロジェクトについて、同研究院はその他の宇宙船に搭載する機会、もしくは専用の実験衛星を提供し、プロジェクトの目標を達成する。中国航天科技集団の銭学森宇宙技術実験室が具体的な募集作業を担当し、すでに専門サイト(www.css-research.cn)を開設している。


 院士でつくる科学委員会


 情報によると、科学委員会という形式で世界から宇宙ステーション実験プロジェクトを募集するのは、中国宇宙事業の新たな試みだ。


 宇宙ステーション科学技術実験委員会は14人の院士からなる。同委員会は「わが国主導、各国が平等に参与」という国際協力を通じ、宇宙ステーション実験の国際協力の場を構築し、世界から宇宙ステーション科学技術実験プロジェクトを募集する。


 同委員会の下には、宇宙探査における物理メカニズムサブ委員会など6つのサブ委員会を設ける。院士6人がサブ委員会主席として、国内外の同業者とサブ委員会を共同設立する。


 ■背景


 2022年前後に中国宇宙ステーションを稼働開始


 中国有人宇宙事業弁公室の公式サイトによると、2017年の宇宙実験室「天宮2号」の飛行任務が順調に完了したことに伴い、中国有人宇宙事業の第3ステップである宇宙ステーション任務が全面的に展開されている。


 中国有人宇宙ステーションは、2022年頃に軌道上での組み立てを終え稼働開始し、比較的大規模な宇宙科学実験及び技術試験を展開することを計画している。


 中国の宇宙ステーションはどのような形をしているのだろうか。情報によると、その基本構造には核心モジュールと2つの実験モジュールが含まれ、左右対称のT字型になる。高度340−450キロを飛行し、設計上の耐用期間は10年。定員は通常3人で、交代時には最多6人。乗組員の軌道上での任務期間は通常半年。


 情報によると、中国宇宙ステーションの核心モジュールと2つの実験モジュールには、国際基準インターフェースの科学実験キャビネットが搭載されており、各種宇宙科学実験に使用できる。


 実験の主な分野は、宇宙生命科学・生物技術、微小重力流体物理・燃焼科学、宇宙材料科学、微小重力基礎物理など。また2メートル口径の宇宙天文望遠鏡を開発し、打ち上げる。大規模・マルチカラーのイメージング、切れ目なき広域スペクトル宇宙調査に使用でき、天文・物理科学の先端に観測データを提供する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月7日  

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで