その結果は印象的なものだ。中国ではこの10年間で、056型コルベットが約50隻、054型フリゲートが20隻以上就役している。
大規模な艦艇も加味すると、中国の造船計画はさらに印象的だ。中国では現在、052D型駆逐艦8隻が就役しており、別の11隻の建造と試験航行も進められている。新型の055型駆逐艦6隻も建造・艤装中だ。この2種類の現代的な艦艇は、先進的なフェイズドアレイレーダーと、各種対艦・対空・対地攻撃ミサイルを使用できる垂直発射システムを搭載している。
空母プロジェクトも進行中だ。国産空母は海上試験を行っており、別の新型でより強力な空母も、上海市でモジュールの建造を行っている最中だという。
中国の航空工業も能力強化で進展を実現した。中国人民解放軍空軍の主力機種は、成都製のJ-10戦闘機、瀋陽製のJ-11/15/16戦闘機だ。中国産のアビオニクス、武器システム、エンジンを搭載している。
しかし中国の国防工業は一部の重要技術で遅れており、先進国との格差を解消するため取り組み続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月18日