台湾メディアの報道によると、日本の右翼組織代表が先日、台南の慰安婦像を蹴った。外交部(外務省)の耿爽報道官は11日の定例記者会見で「日本側がアジア近隣国と国際社会の懸念を直視し、責任ある姿勢で問題に適切に対処することを希望する」と表明した。
【記者】台湾メディアの報道によると、日本の右翼組織代表が先日、台南の慰安婦像を蹴った。これについてコメントは。
【耿報道官】私の知るところでは、この件は台湾島内ですでに大衆の怒りと公憤を買っている。周知のように「慰安婦」強制徴用は第2次世界大戦時に日本軍国主義が複数の被害国の人々に対して犯した重大な非人道的犯罪であり、国際社会の一致して認める歴史的事実だ。われわれは日本側がアジア近隣国と国際社会の懸念を直視し、責任ある姿勢で問題に適切に対処することを希望する。
この日本の右翼に注意を促したい。中国には「他者を侮辱する者は、必ず他者から侮辱される」という言葉がある。彼に自省と自重を望む。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年9月12日