「侵略者の降伏をようやく見ることができた」。湖南慈利中学を卒業後の1943年、唐承次さんは湖南省石門県瓜子峪の79軍に配属された。1945年8月21日、日本軍の降伏代表が芷江で降伏文書に調印した。唐承次さんは日本軍の降伏代表がジープに乗り、飛行機を一周して頭を下げるという歴史的瞬間を目にした。車はゆっくりと走っていた。
このようなストーリーはほかにもあり、手形を残せなかった者も多い。80年以上が過ぎ、当時の抗戦に参加した兵士は高齢になったり、世を去ったりしている。2018年8月時点で、健在する抗戦元兵士は2万人ほどになった。戦火は遠ざかったが、国辱は忘れない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月18日