中国国防部が27日に開いた定例記者会見にて、任国強報道官は「中国側の南中国海における原則と立場は一貫しており、明確だ。米軍機の南中国海における挑発行為について、中国は一貫して断固反対しており、必要なすべての措置を講じるだろう」と述べた。
米メディアの報道によると、米国防総省の報道官は「米軍のB-52爆撃機が今週、南中国海付近の上空を飛行し、定期的に南中国海付近で行われている共同作戦訓練に参与した。戦備状態を強化し、地域のパートナーや同盟国との共同作戦能力を高めることが目的だ」と発言した。
この措置は中国と米国の緊張関係をさらに激化させると分析する声もある。しかしマティス国防長官は、本件が中国との緊張関係を激化させる恐れはないと述べた。当該海域は公海であり、数十年に渡り続けてきた行動でもあるからだという。
任氏は記者からの質問に対して、「国側の南中国海における原則と立場は一貫しており、明確だ。米軍機の南中国海における挑発行為について、中国は一貫して断固反対しており、必要なすべての措置を講じるだろう」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月28日