ブルネイへの公式訪問を前日に、習近平国家主席は17日、同国の『ボルネオブレッティン』、『詩華日報』、『聯合日報』、『星洲日報』各紙で「中国とブルネイの両国関係の新たな時代を共に描こう」と題した署名文書を発表しました。
習主席は文書の中で、「双方が戦略パートナー関係を築いてから5年、政治信頼が絶えず深まり、実務協力も安定的に推進され、国際問題と地域問題への対応についても互いに支持と協力を展開してきた。両国関係は歴史上最も好調であり、規模の違う国家間の平等な関係及び互恵共栄、共同発展の模範となっている。『一帯一路』共同建設の提案はブルネイでも積極的な反響を呼び、広く支持され、双方が覚書に署名したことは、『一帯一路』建設と『ブルネイ・ビジョン2035』の連係を推進し、両国関係の発展に新たな原動力を注ぎ込んでいる」と述べました。
また文章では、「両国は政治信頼をレベルアップして行くべきだ。双方は戦略的高みと長い視野から両国関係の未来を計画し、ハイレベル往来を保ち、政治信頼を増進させ、両国関係を新たなステップへと進めて行くべきだ。中国はブルネイが自国の国情に即した発展の道を歩むことを揺るぎなく支持して行く」としました。
「中国国際放送局日本語版」2018年11月18日