豪メディアは19日よりこの話題の喧伝を開始し、さまざまな「消息筋」が意見を述べているが、豪政府はコメントを控えている。シドニー・モーニング・ヘラルドによると、中国のサイバー攻撃の脅威に対応するため、豪警察と豪安全情報機関は連携を強化しているという。同紙は、同報告書はモリソン新政権に大きな圧力をもたらしたと論じた。
豪メディアは頻繁に中国のイメージを落とす話題を取り上げるが、近年もてはやされた「中国の影響力の浸透」に関する話題は、両国関係の長期的な低迷を引き起こしていた。このほど発足したモリソン政権は中国への姿勢を軟化させ、豪外相が今月約3年ぶりについに訪中した。
豪州メディアのいわゆる「中国が豪企業のハイテクを盗む」という説は、米国の一部の高官とメディアによる「中国が米国企業のハイテクを盗む」という説と瓜二つだ。中国の科学技術力は近年急成長しているが、これは中国政府と企業の数十年に渡るハイテクへの投資と技術の蓄積によるもので、自ずと急成長の段階を迎えた。
耿氏は20日「サイバーセキュリティは世界的な問題であり、サイバー攻撃は世界各国が直面している共同の課題だ。サイバー空間は実体を持たず複雑で、さまざまな利益が交錯する。政府、業界、シンクタンク、メディアを含む国際社会は、建設的な態度で共に守る必要がある」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月21日