協力を提唱、グローバルガバナンスにプラスのエネルギーで貢献

協力を提唱、グローバルガバナンスにプラスのエネルギーで貢献。

タグ:G20サミット ブエノスアイレス・サミット

発信時間:2018-12-01 09:15:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 経済グローバル化が紆余曲折を経て、多国間主義と自由貿易体制が衝撃を受け、世界経済が直面するリスクと課題が拡大している。今年は主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)10周年だが、新たな国際情勢を背景とするブエノスアイレス・サミットが注目を集めている。


 今回のサミットは「公平で持続可能な開発のため共通認識を形成」をテーマとし、世界経済、貿易・投資、デジタル経済、持続可能な開発、インフラ、気候変動などについて議論する。アルゼンチンのマクリ大統領は、アルゼンチンがG20議長国となる期間中、杭州サミットの共通認識と成果を引き継ぐと表明した。


 ブエノスアイレス・サミットの会期中、習近平国家主席は3回の会議と1回の非公式首脳会議に出席する。中国側の立場と主張を説明し、各国首脳と意見交換する。


 先ほど閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)第26回非公式首脳会議にて、開放と協力及び共同発展という中国の主張は、各国から大反響を呼んだ。2週間に渡り2つの重要国際会議に出席することで、世界は中国が引き続き多国間貿易体制を支持する時代の強い声を出し続け、国際社会と共に開放的な世界経済の構築を推進することに期待している。


 アルゼンチンのG20事務調整担当者は、「G20の重要な参加国である中国が示した協力の精神に敬服する」と述べた。


 習主席はサミット会期中、BRICS非公式首脳会議に出席し、関連国の首脳と会談する。うち中米首脳会談が特に注目されている。


 世界1・2位の経済国である中米関係の健全かつ安定的な発展は、両国の国民の幸福に関わるだけでなく、世界の平和と繁栄により大きな影響を及ぼす。習主席とトランプ米大統領が今月上旬に電話会談し、G20サミット会期中に会談を開くことを決定してから、中米は意思疎通と連絡を続けてきた。特に第2回中米外交・安全保障対話がワシントンで開催され、双方は建設的に対話をする積極的な姿勢を示した。


 中国社会科学院米国研究所の陶文釗研究員は「中米首脳会談は、双方に協力の意向があることを示している。中米はどちらも相手を必要としている。両国はマイナス面を上手くコントロールし、プラス面を発展させるべきだ」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月1日

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