習近平国家主席のG20サミット演説を9フレーズで振り返る

習近平国家主席のG20サミット演説を9フレーズで振り返る。

タグ:G20サミット

発信時間:2018-12-02 10:13:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第13回主要20ヶ国・地域首脳会議(G20サミット)が現地時間の11月30日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催された。習近平国家主席が第1段階会議に出席して、「高きに登り遠くを望み、世界経済の正しい方向をしっかりと把握する」と題した重要談話を行い、G20が開放協力、パートナーシップ、イノベーションによる誘導、あまねく恩恵とウィンウィンを堅持し、責任ある態度で世界経済の大きな方向を把握する必要があると強調した。


ここでは9つのフレーズから習主席の談話を振り返る。

(1)世界経済が正しい軌道に沿って前進発展するよう誘導

今年は国際金融危機が発生してから10年目であり、G20サミットの10周年でもある。この10年間、私たちは同舟相救い、一致協力して、世界経済が衰退の深い淵から抜け出し、復興成長の軌道を歩むよう後押しした。10年後、私たちは再び勇気を出し、戦略的視野を示し、世界経済が正しい軌道に沿って前進発展するよう誘導しなければならない。

(2)手を携えて協力、互恵・ウィンウィンが唯一の正しい選択

「歴史を鑑とすれば、興亡を知ることができる」。G20は歴史の大きな流れの中から法則を把握し、方向を誘導しなければならない。人類の発展進歩という大きな波は滔々と前に向かって流れていく。世界経済は時に波瀾や起伏があるが、各国が開放に向かい融合に向かう大きなトレンドには変化がない。前途が晴れていても雨が降っていても、手を携えて協力すること、相互利益・ウィンウィンが唯一の正しい選択だ。

(3)世界経済は再び歴史的選択に直面

世界経済は全体として成長を維持しているが、危機の深層レベルでの影響がまだ解消されていない。経済成長の新旧の原動力の転換はまだ完了しておらず、各種リスクの集積が加速している。新たな周期の科学技術革命と産業の変革が重大な変化を引き起こし、貧富の格差と社会の矛盾による圧力が増大を続けている。世界経済は再び歴史的選択に直面している。

(4)WTOは「独断専行」をしてはならない

中国は世界貿易機関(WTO)が必要な改革を行うことに賛成しており、カギは開放、包摂、非差別などWTOの中核的価値と基本原則を守ること、発展途上国の発展の利益と政策の可能性を保障することにある。各方面の幅広い協力を堅持し、順を追って推進し、「独断専行」をしてはならない。

(5)パートナーシップがG20の最も貴重な財産

パートナーシップはG20の最も貴重な財産だ。どのような困難にぶつかろうとも、G20メンバーは一致団結し、目下の困難な状況をともに克服しなければならない。発達したエコノミーは金融政策、財政政策を採用する際に、新興市場国と発展途上国に与える衝撃により注意を払うととともに、これを削減するよう努力しなければならない。

(6)世界経済のデジタル化モデル転換が大きな流れ

世界経済のデジタル化に向けたモデル転換が大きな流れであり、新たな工業革命が人類社会を深く再構築することになる。私たちは革新を奨励し、デジタル経済と実体経済の深い融合を促進しなければならず、新技術の応用がもたらしたリスクや挑戦に注意し、制度と法体系の構築を強化し、教育と就労のためのトレーニングも重視しなければならない。

(7)国民の獲得感、幸福感、安全感が取り組みの出発点・着地点

現在の世界が直面する多くの問題の根本の原因は、いずれも発展の問題と関係がある。発展は公平公正を実現するための力強い支えでもある。私たちは国民が中心の発展理念を堅持して、国民の獲得感、幸福感、安全感を取り組みの出発点とし、着地点としなければならない。

(8)中国は貧困削減徹底を決意

この40年間、国際社会の支援を受けて、中国国民はたゆまざる奮闘努力により、歴史的な発展の成果を勝ち取った。国際金融危機が発生してから、中国経済の世界経済成長への寄与度は30%を超えるようになった。中国は貧困削減を徹底し、2020年までに現行基準の下での絶対貧困を徹底的に撲滅するという目標を必ず達成すると決心した。

(9)中国市場を世界に向けてさらに開放

中国は開放改革によって利益を得ており、今後もぶれずにこの路線に沿って進んでいく。さきに、中国は第1回中国国際輸入博覧会の開催を成功させ、国際社会の幅広い評価を得た。中国はこれからも引き続き市場化改革を深化させ、所有権と知的財産権を保護し、公平な競争を奨励し、輸入を拡大する。今後は中国国際輸入博覧会を毎年開催し、世界に向けて中国市場の開放をさらに進めていく。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年12月2日


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