中国の楽玉成外交副部長(外務次官)は9日、米国のブランスタッド駐中国大使を急遽呼び出し、カナダ・バンクーバーの空港で華為技術(ファーウェイ)CFOを拘束するよう米側がカナダ側に不当に要請したことについて、厳正な申し入れを行い、強く抗議した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。
楽氏は「米側の全ての行いは中国国民の合法的、正当な権益への重大な侵害であり、極めて悪質だ。中国側はこれに断固として反対する。米側に対して、中国側の厳正な立場を強く重視し、直ちに措置を講じて誤ったやり方を正し、中国国民に対する逮捕状を撤回するよう強く求める。中国側は米側の行動を見て、さらなる対応をする」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年12月10日