ペンス米副大統領による事実無根の多くの対中非難について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は17日の定例記者会見で「すでに事実が力強く反論している。米側の関係者が中国の発展と中米関係を正しく理性的に受け止め、関係する問題において中国の内政に干渉し、中国の利益を損なうのを止め、中米の相互信頼と協力に資する事を多く行うよう望む」と述べた。
【記者】ペンス米副大統領が米国の会議で「法律とルールを無視する中国の行為を米国はこれ以上看過しない」と述べ、事実無根の対中非難を多くしたとの報道について、コメントは。
【華報道官】ここしばらく、米側は債務、貿易、南中国海、ルール、信教の自由などの問題について、中国の内外政策に対して様々ないわれなき非難、中傷、攻撃を加えている。これらについては、すでに事実が力強く反論しており、米国内でさえも米側のやり方を批判する識者が多くいる。
今年は中米国交樹立40周年だ。王毅国務委員兼外交部長(外相)は先日のインタビューで「中米は共通利益が溝を遥かに上回る。現在の中米関係が摩擦と溝によって定義されてはならないし、未来の中米関係が偏見と誤解によって左右されることがもっとあってはならない。発展の視点、開かれた胸襟、包摂的な姿勢を堅持して初めて、両国関係にさらに広大な空間を切り開くことができる」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年1月18日