王外交部長、「対話を続ければ半島非核化は実現可能」

王外交部長、「対話を続ければ半島非核化は実現可能」。

タグ:王毅 記者会見 半島非核化

発信時間:2019-03-08 13:53:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 第13期全国人民代表大会第2回会議は8日午前10時、メディアセンターのプレスホールで記者会見を開き、王毅国務委員兼外交部長が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。


 韓国・聯合ニュース記者:


 第2回朝米首脳会談では成果が得られず、半島情勢が再び複雑かつ予測困難になっている。朝鮮半島の非核化と半島の平和メカニズムの構築について、中国側は今年何を期待するか。どのような力を発揮するか。


 王毅氏:


 ハノイにおける朝米首脳会談は先ほど終了したばかりだ。今回の会談は半島の核問題の政治的解決における重要な一歩と判断している。双方が障害を乗り越え再び顔を合わせ、面と向かって率直に意見交換できたこと自体が積極的な進展であり、十分な評価に値する。国際社会は朝米双方が半島の非核化推進、半島の平和メカニズムの構築という正しい方向にむかい忍耐強く前進を続けていることを評価するべきだ。


 対話を続け、方針を変えなければ、半島の非核化の目標は最終的に実現できるはずだ。当然ながら半島の核問題は数十年も長引いており、さまざまな矛盾が複雑に絡み合っているため、一挙に解決できるわけではない。各国はこれを理性的に予想しているはずだ。最初から高すぎるハードルを設けるべきではなく、一方的に非現実的な要求を出すべきでもない。問題解決で重要になるのは、各国が歴史の極限を突破し、相互不信任の呪縛から解き放たれることだ。


 問題解決の方法は、半島の非核化を実現し半島の平和メカニズムを構築する全体的なロードマップを共に制定した上で、段階別に同時に進む方針に基づき、各段階の相互連絡・相互促進の具体的な措置を明らかにすることだ。各国が同意する監督メカニズムの下、容易な方から難しい方へと徐々に推進する。


 中国は朝鮮半島問題において、非核化の目標を終始堅持しており、対話と協議による問題解決、半島の平和と安定の維持を堅持している。我々はそのために20年以上も取り組んでおり、中国の力が不可欠になっている。中国側はこれから各国と共に、既定の目標に向かい引き続き貢献していく。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月8日

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