中国人民解放軍海軍創設70周年記念日が近づいている。ネットユーザーは海軍の武器装備品に関するホットな話題に注目している。未来の空母艦載機の型式もその話題の一つになっている。軍事専門家の曹衛東氏は人民網の独占インタビューに応じた際に、J-31は将来的に空母艦載機の候補になる可能性があると述べた。
未来の空母艦載機の憶測について、曹氏は「中国の遼寧艦と2隻目の空母艦載機の発艦方法はスキージャンプ型だ。現時点でステルス機を配備するならば、J-31の可能性が高い」と指摘した。
「わが国周辺の安全状況の発展に伴い、J-31は将来的に空母艦載機の候補の一つになる」曹氏は、J-31は翼を折りたたみ可能にし、着陸装置の強度を高めるといった改造により艦載条件を備えると判断した。
情報によると、J-31は中国航空工業総公司瀋飛集団が開発・生産する、中国産の第4世代ステルス戦闘機だ。翼と機体が滑らかに一体化しており、非常に高いステルス性能を持つ。
軍事専門家の李傑氏は先ほど人民網のインタビューに応じた際に、「最大離陸重量、機体の全長、翼幅がやや大振りなJ-20と比べると、J-31は艦載により適している。空母は限りある空間内でより多くの艦載機を搭載できる。また設計当初、J-31は海上方面を重視しており、設計と機体の材料に一定の差がある。個人的にはJ-31の方が空母艦載に適していると思う」と述べた。
曹氏は未来の空母打撃群の発展について、「空母の作戦は一つの整った作戦体系であり、空母は小型飛行場と言える。作戦体系におけるどの部分もなおざりにできない。中国の艦載給油機は現在需要を満たすことができるが、早期警戒機の関連能力の強化が待たれる。現在の中国にとっての重点は、早期警戒機と電子戦機のさらなる発展だ。空における脳と目を強化し、艦載ステルス機という鬼の金棒になる必要がある」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月4日