G20サミット、中国は一国主義・保護主義・いじめ行為に反対へ

G20サミット、中国は一国主義・保護主義・いじめ行為に反対へ。中国外交部の耿爽報道官は25日、「中国側は間もなく日本の大阪で開催されるG20サミットにおいて、多国間主義を支持し一国主義に反対し、開放と包括を支持し保護主義に反対し、協力とウィンウィンを支持し圧力といじめに反対する強い姿勢を示したい」と述べた…

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発信時間:2019-06-26 10:10:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国外交部の耿爽報道官は25日、「中国側は間もなく日本の大阪で開催される第14回20か国・地域首脳会合(G20サミット)において、多国間主義を支持し一国主義に反対し、開放と包括を支持し保護主義に反対し、協力とウィンウィンを支持し圧力といじめに反対する強い姿勢を示したい」と述べた。


 同日の定例記者会見において、記者からは「国際通貨基金(IMF)と世界貿易機関(WTO)は24日に報告書を発表し、現在の世界経済の先行きへの懸念を示した。G20加盟国による規制措置及び加盟国間の貿易摩擦のエスカレートが世界経済成長の不確実性を強めているとし、G20加盟国に対して対応するため共に努力するよう呼びかけた。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。耿氏は次のように回答した。


 我々は2つの報告書に留意しており、その関連内容が現在の国際社会の普遍的な呼び声と共通の懸念を反映していると考えている。確かに、現在の世界経済における不確実性・不安定性の主な出処は貿易緊張情勢であり、その主な出処は一国主義・保護主義・いじめ行為だ。


 中国側は終始、自由貿易を積極的に提唱しており、ルールを基礎とする多国間貿易体制を守っている。中国側は現在、各種貿易規制措置の被害者であり、終始一国主義・保護主義・いじめ行為に反対する側の最前線に立っている。中国はG20大阪サミットの会期中に各国と共に、現在の世界経済情勢について深く意見交換したい。国際貿易の成長の促進、世界経済の発展の促進、グローバルガバナンスの改善、リスク・課題への対応について、共通認識と解決策を見いだしたい。


 中国側は大阪サミットが多国間主義を支持し一国主義に反対し、開放と包括を支持し保護主義に反対し、協力とウィンウィンを支持し圧力といじめに反対する強い姿勢を示すことを願う。これは国際経済協力の主要フォーラムであるG20の、現在の情勢における責任でもある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月26日

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