中国外文局設立70周年に際し、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が祝電を寄せた。国際伝播の最前線で働く中国外文局の全幹部・職員、中国の国際伝播事業に関心を寄せサポートする外国人専門家と友人に対して、心からの挨拶を伝えた。
習主席は祝電の中で「70年に渡り、中国外文局は中国の発展・変化を海外に全面的に宣伝・紹介し、中国と海外の友好交流を積極的に促進し、中国のストーリーを語り中国の声を届けるため重要な力を発揮した」と指摘し、次のように強調した。
新たな情勢を迎え、中国と世界のつながりが日増しに緊密になっている。中国外文局が設立70周年を新たなスタートラインとし、時代の大きな流れを把握し優良な伝統を発揚し、正しい道を守り革新に取り組み、融合発展を加速することを願う。国際伝播能力及び水準を絶えず高め、世界一流の高い総合力を持つ国際伝播機関になることを願う。世界に対してより良く新時代の中国を紹介し、より良く真実の立体的かつ全面的な中国を示し、中国が世界に進出し、世界が中国を理解するため新たに、より大きな貢献を成し遂げることを願う。
中国外文局設立70周年記念座談会が4日午前、北京市で開催された。中共中央政治局委員、中共中央宣伝部長の黄坤明氏が座談会で習主席の祝電を代読し、談話の中で次のように述べた。習主席の祝電は、党中央の対外宣伝活動に対する高度の重視、中国外文局への期待と願いを示した。優良な伝統を発揚し、正しい道を守り革新に取り組み、使命の責任を担い、習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想をより広く、より深く、より遠く伝える。新時代の中国のストーリーを語り、交流と相互参照を推進し、民間の心の交流の促進で新たな行動をする。
中国外文局の責任者及び専門家、若手職員、外国籍職員の代表者が発言した。
中国外文局の前身は、1949年10月1日に設立された中央人民政府新聞総署国際新聞局だ。70年の発展を経て、中国外文局は現在14カ国・地域に26社の在外機関を設立している。毎年約40言語で約4000冊の書籍、13言語で34種の刊行物を出版している。書籍・刊行物は世界の約180の国・地域で発行されている。世界各地にネットユーザーがいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月5日