中国とソロモンの国交樹立 歴史の潮流に沿った正しい決断

中国とソロモンの国交樹立 歴史の潮流に沿った正しい決断。世界に中国は一つしかなく、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法政府であり、台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。これは国連決議で確認されているだけでなく、国際社会の一致した共通認識でもある…

タグ:台湾 共通認識 気候変動 太平洋

発信時間:2019-09-24 15:23:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中華人民共和国とソロモン諸島は21日、国交を樹立した。ソロモン諸島政府はこれに先立ち、「一つの中国」原則を承認し、台湾当局といわゆる「外交関係」を断絶する声明を発表した。中国と国交を樹立した国は、これで世界179か国となった。(人民日報「鐘声」国際論評)


世界に中国は一つしかなく、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法政府であり、台湾地区は中国の領土の不可分の一部だ。これは国連決議で確認されているだけでなく、国際社会の一致した共通認識でもある。過去数年でサントメ・プリンシペ、パナマ、ドミニカ、ブルキナファソ、エルサルバドルが中国と国交を樹立または回復。過去1週間でソロモン諸島とキリバスが「一つの中国」原則の承認、台湾当局とのいわゆる「外交関係」の断絶という決定を相次いでした。これらは、「一つの中国」原則の堅持が人心の向かうところ、大勢の赴くところであることを物語っている。


ソロモン諸島にとって中国は最大の貿易相手国であり、中国との協力が発展の重要なチャンスとなっている。中国との国交樹立という決定は、ソロモン諸島の国家と国民の根本的・長期的利益に完全にかない、歴史の潮流と民心の向かうところに完全に沿った、正しい政治決断だ。


 中国は一貫して太平洋島嶼国を平等に扱い、真心をもって友情を揺るぎないものにし、着実な取り組みによって協力を推進している。中国と島嶼国の協力はオープンかつ透明で、いかなる政治的条件もつけず、いかなる第三国も標的にせず、いかなる私利やいわゆる「勢力範囲」も追求しない、時間と歴史の検証に耐えられ、国際社会の評判に耐えられるものだ。同じ発展途上国として、中国は「国は大小に関わらず一律平等」を堅持し、発展路線を自ら選択する島嶼国国民の権利を尊重し、連合して自らを強化し、国際・地域問題に平等に関与する島嶼国の努力を尊重している。気候変動問題において、中国は太平洋島嶼国の特殊な懸念を重視・理解し、島嶼国に可能な限りの支援をし、パリ協定の実効性ある実施を手を携えて後押しし、世界のグリーン・低炭素・持続可能な発展を促進している。太平洋諸島開発フォーラム(PIDF)のフランソワ・マルテル事務局長は「中国のする事は全てが互恵・ウィンウィンを旨としている。中国は自らの意志を他者に押しつけない。これは他の援助国と根本的に違う部分であり、この地域で中国が大いに歓迎される原因でもある」と指摘した。

 

「水到りて渠成る」。これは歴史の発展の必然性を指し示している。中国とソロモン諸島の友好協力関係が新たな道のりを歩みだし、中国・太平洋島嶼国協力の大家族に重要な一員がさらに加わった。これは歴史の潮流に順応した行動だ。手を携えてさらに素晴らしい未来を切り開く中国と太平洋島嶼国の努力は、必ずや実り豊かな成果を収め、人々に幸福をもたらす。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年9月24日

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