北京の天安門広場で10月1日午前、中華人民共和国成立70周年祝賀大会が開催され、盛大な閲兵式と市民によるパレードが行われました。各国のメディアも大きな関心を寄せ、この模様を報道しています。
英国のBBCは、現地時間1日の未明から祝賀大会を中継で伝え、「式典は盛大に行われ、およそ1万5000人の解放軍士官と兵士が閲兵式に参加し、600台近い最新鋭の兵器が公開された」と報じました。
また、同じく英国の新聞「ガーディアン」は、「70年前の建国式典はわずか17機の飛行機が閲兵式に参加したのみだったが、今回は世界全体が注目する発展の成果を収めたことが見て取れた。習近平主席は講演で、『中国のこれまでは、すでに人類の発展史に刻まれ、中国のこれからは億万の人民に作られ、必ずやより美しきものになるだろう』と述べた」と報じました。
さらに、オーストラリア放送協会(ABC)やSky ニュースなどオーストラリアの主要メディアも、祝賀大会や閲兵式を伝えました。オーストラリア放送協会は、「習近平国家主席の講演は中国の自信が示されていた。特に『いかなる勢力も中国人民と中華民族の前進を阻止することはできない』との言葉に、転換期における複雑な局面への対応能力や、今後への指導グループの強い自信が伺えた。また閲兵式では大陸間弾道ミサイル『DF-41(東風-41)』などが公開され、国の安全を守る能力を備え、また発展を護衛する充分な力があることが示された」と評しています。
そして、ベトナム国営ラジオの「ボーイス・オブ ベトナム(VOV)」は、大会での習主席の講演内容を伝え、「いかなる勢力も中国の地位を揺るがすことはできず、中国人民と中華民族の前進を阻止することもできない」と伝えたうえで、中国は断固として平和で発展の道を歩んでゆくと強調しました。
同じくベトナムの最大のニュースサイト「VnExpress」は、「平和維持部隊が初めて閲兵式に参加し、世界の平和を維持する大国の責任が示された」と報じました。
CRIより 2019年10月1日