14億人の全面的な小康、何を意味するのか

14億人の全面的な小康、何を意味するのか。

タグ:小康 社会主義 貧困 生活水準

発信時間:2019-10-06 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 (四)これは我々が「なぜ中国にできるのか」という疑問に対して、より深く全面的に総括できることを意味する。新中国のは70年の間に風雨の中を進み、紆余曲折を経ながら経済・社会発展の大躍進を迎えた。また「大股で歩み時代に追いつく」「長く力を蓄え、一気に力を解き放つ」という上昇傾向を形成している。依然としてさまざまな制約が残されており、今後も問題や課題に直面することになるが、中国の現代化の道における「全面的な小康」という新たなスタートラインに立つ我々は、すでにより豊富な経験とより十分な自信を手にしている。引き続き方向をしっかり見据え、熱意を注ぐ正しい対象を模索し、相対的な長所と巨大な潜在力を十分に発揮することができる。


 我々には改革開放という大きな方針を確固不動の姿勢で貫徹し、経済建設を中心とする基本路線、供給側構造改革という主軸に沿い現代化経済体制を構築する自信がある。マルクス主義の基本原理を堅持し、発展におけるその中国化により革新の実践を指導する理論的な自信がある。改革の苦しい取り組みにより経済・社会の体制を変更し、供給体制の質・効率を高める制度の自信がある。さらに中華民族の数千年の伝統の真髄を発揚し、人類文明の積極的な成果を吸収する文化の自信がある。現代化に向かう中国という船は、帆をさらに大きく張り波を切り裂き前進する。


 (五)これはまた、我々が中国の現代化の道における「百里を行く者は九十里を半ばとする」をよりはっきり認識し、これまでの事業を引き継ぎ今後に取り組むための要領を意味する。中国人は百年以上に渡る前進と努力により、ついに偉大なる民族の復興のビジョンに近づく、「強くなる」新時代を迎えた。しかし全面的な小康を新たなスタートラインとしながら、いかに所得の大きな格差を解消し社会の調和を促進するべきだろうか。いかに成長方法の変化により高品質発展を実現するべきだろうか。いかに体制・メカニズムの変化により高基準・法治化のビジネス環境を構築し、社会の公平と正義を十分に実現する活気あふれる成熟した社会主義市場経済を建設するべきだろうか。


 奮闘に終わりはなく、道は依然として遥か遠い。我々は思想をさらに解き放ち、改革をさらに掘り下げ、開放をさらに拡大し、いっそう着実に取り組む必要がある。既得権益の垣根を取り払い、改革の痛みに耐え、「歴史三峡」というボトルネックの時期に初心を忘れず使命を胸に刻み、今後数十年の歴史的な試練を乗り越えなければならない。これにより現代化の中で「中国の夢」を叶えることができる。(筆者・賈康)


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月6日

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