トランプ米大統領は現地時間11日、ホワイトハウスのオーバルオフィスで人民日報の質問に応じ、米国は引き続き中国人留学生を歓迎し、差別することはないと回答した。
このほど中国人留学生の訪米留学ビザ申請、米国での学習などにさまざまな支障が出ており、留学生から懸念されている。トランプ氏は記者からの質問に対して「(中国人留学生の訪米を)難しくさせるつもりはない。すべての人と同じように(中国人学生を)扱いたい。これは重要なことだと思う」と述べた。
トランプ氏はさらに、米国の大学が中国人留学生に閉ざされるという情報はデマであると述べた。また米国の教育システムは開放的であり、自らの才能により入学できるということを中国人に伝えたいと話した。「多くの人材が中国からここを訪れており、米国の大学で多くの席を占めている。我々はこれを維持しようと思っている」
トランプ氏はさらに在席したライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官に対して、米国の大学の開放性の維持は重要であると強調した。ムニューシン氏は、トランプ氏自らの指導意見を実行に移すと応じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月15日