香港特区行政長官弁公室の報道官は13日、「米国のクルーズ上院議員によるデモ隊の暴力行為を目にしなかったという発言は、実に常軌を逸している。我々は外国の政治家の言論の自由を尊重するが、言論は事実に基づかなければならない」と述べた。報道官の発言内容は下記の通り。
エスカレートを続ける暴力行為について、特区政府と警察側は法に基づき思い切った措置で対応する。外国の政治家は発言前に、同じことが自分たちの国で起きればどのように処理するかを考えるべきだ。無責任に悪意で香港を批判すべきではなく、さらにさまざまな手段により暴力行為を支持・承認するべきではない。
我々は外国の政治家の言論の自由を尊重するが、言論は事実に基づかなければならない。実際に香港では最近、暴力的なデモ隊による暴力・破壊行為が何度も生じている。さらにはマスクをかぶった暴徒が各地で公共施設と商店を破壊し、放火し、火炎瓶を投げている。警官や意見の異なる市民を襲撃し、社会の秩序を大きく損ねている。これは誰もがメディアの報道から目にできることだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月15日