米国の中米研究センターの有名学者であるスラブ・グプタ氏は14日、新華社の書面インタビューに応じ、次のように表明した。
米政府は香港のデモ隊に「間違った保証と支持」の姿勢を示したが、これは香港情勢の安定に何ら資さない。
香港特区政府は9月上旬、「逃亡犯条例」改正案の撤回を発表した。これで香港のデモ隊の基本的な要求は叶えられたはずで、抗議活動は直ちに終了すべきだった。香港の街頭で暴力を振るうデモ隊は厳罰に処されるべきだ。
米国の意図は情勢をかき乱し、抗議活動における最も悪質な政治・好戦分子を応援・扇動することにある。現在の香港のいたる所で毎日目にする受け入れられない暴力行為を、米国が強く批判するのを聞いたことがない。
米政府は香港のデモ隊に「間違った保証と支持」の姿勢を示したが、これが狙い通りになることは絶対にない。
米サンフランシスコではこのほど、「米国の香港における役割」をテーマとする一般フォーラムが開催された。出席者は、次のような観点を示した。
香港の暴力的なデモ活動の裏には米国の政治組織による支持がある。その目的は中国への内政干渉、中国の分裂だ。香港のデモ隊の暴力行為は、警察の自制とは対照的だ。米国は他国の政治・経済安定を損ねる行為を停止すべきだ。このやり方は中国人だけではなく、世界の人々にとっての脅威になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月16日