新時代の需要に合致する中日関係の構築を積極的に推進=王毅部長

新時代の需要に合致する中日関係の構築を積極的に推進=王毅部長。王毅国務委員兼外交部長は現地時間25日午後、東京で日本の茂木敏充外相と会談後、共同記者会見に出席した。王部長は次のように述べた…

タグ:共通認識 交流 自由貿易協定

発信時間:2019-11-26 10:53:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 王毅国務委員兼外交部長は現地時間25日午後、東京で日本の茂木敏充外相と会談後、共同記者会見に出席した。王部長は次のように述べた。


 私と茂木外相の会談は実務的で、広い共通認識を形成した。


 中日両国は各自の新時代に入り、両国関係は得難い発展のチャンスを迎えた。双方は両国首脳の重要な共通認識を実行に移し、長期的な大局を着眼点とし、新時代の需要に合致する中日関係の構築を積極的に推進するべきだ。


 両国首脳に率いられ、現在の中日関係は改善と発展を維持している。双方は中日の4つの政治文書を踏まえた上で、前向きな交流を強化し、関係改善・発展の意向を早急に社会各界の行動に変えるべきだ。


 習近平国家主席が来春、招待に応じ日本を国賓訪問する予定だが、これは節目としての意義を持つ。日本側は再び積極的な歓迎の意を表した。双方は引き続き共に努力し、この重要な訪問を実現するため有利な条件と良好な雰囲気を醸成することで合意した。


 より高品質の協力とウィンウィンを目指し、科学技術革新、第3国市場、省エネ・環境保護などの重点分野の協力を掘り下げるべきだ。安全の相互信頼を促進し、建設的な安全関係を構築しなければならず、矛盾や食い違いを調整し、敏感な問題を適切に処理し、両国関係の改善・発展の大局に影響が出ないようにする必要がある。


 本日午前に開かれた中日ハイレベル人文交流協議メカニズム第1回会議は非常に成功した。双方はこれまで得られた人文交流の成果を評価した上で、今後いかに中日人文交流の新時代を切り開くべきかをめぐり8つの重要な共通認識を形成した。特に双方は2020年を「中日文化スポーツ交流促進年」と定め、この流れを2022年北京冬季五輪まで続けることで合意した。双方はまた中日双方向の修学旅行を全面的に再開・拡大し、青少年の相互理解を強化することで、中日友好事業を引き続き前向きに発展させることで合意した。


 複雑で変化の激しい国際情勢を見据え、中日両国は連携を強化し、多国間主義を堅持し、多国間貿易体制を維持し、現代国際体制における国連の中心的な力を支持するべきだ。


 この地域の重要な国である中日双方は手を携え地域協力を推進し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の早期妥結を目指すべきだ。中国側は安倍首相が来月訪中し中日韓首脳会議に出席し、3カ国の協力を新たな段階に推し進めると同時に、中日韓自由貿易協定の協議を加速し、アジア経済一体化を促進することを歓迎する。


 双方はさらに両国外交部門の2020年度の交流計画についても共通認識を形成した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月26日

 

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