暴乱の煽動は必ず唾棄される 人権の蹂躙は思い通りにならぬ

暴乱の煽動は必ず唾棄される 人権の蹂躙は思い通りにならぬ。5カ月余り香港で発生している暴力犯罪行為は、特定の国が肩を持ちかばえば、美化し覆いごまかすことのできるものでは断じてない…

タグ:香港 人権 民主主義 法案

発信時間:2019-12-02 14:35:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米側はいわゆる「香港人権・民主主義法案」に署名し、これを成立させた。これは事実を顧みず、白を黒と言い、公然と暴力犯罪分子を後押しして力づけ、暴力と混乱の制止、秩序の回復を早急に要する香港情勢の火に意図的に油を注ぐものだ。正義にもとり時勢に逆行する米国の一部政治屋のこの行為は、香港同胞を含む全中国人民の極めて大きな義憤をかき立てるだけであり、偽善的・利己的、強権・覇道というその醜い面構えを世界の人々の前に自らさらすだけだ。

5カ月余り香港で発生している暴力犯罪行為は、特定の国が肩を持ちかばえば、美化し覆いごまかすことのできるものでは断じてない。暴力犯罪分子は不法に集結し、組織的に立法機関、政府当局、公共施設に暴力的に突撃し、デパート、銀行、キャンパスで放火をはたらき、何はばかることなく異なる意見を持つ人を攻撃し、言論の自由など他者の人権を侵害し、無辜の市民を死傷させてすらいる。

法治を破壊し、治安を破壊するこうした暴力犯罪行為は、明らかにテロリズムの性質を備えており、かつて世界で最も安全な都市の1つだった香港を火炎瓶が飛び交い、火の手が高く上がる場所にし、本来学問を伝授し、教え導く場所である大学のキャンパスを暴徒が盤踞し、凶器を製造する拠点にし、多くの香港市民の基本的な自由と権利を深刻に侵害している。統計では、10月末までに香港では暴徒により交通信号機460基以上が破壊され、ガードレール等4万6000メートルが破壊・撤去され、歩道のタイルなど約2900平方メートルが外されたり壊されたりした。香港市民の生活や仕事に関係する地下鉄やライトレールの145の駅が破壊を受け、駅内の数多くの施設が損壊し、改札の破壊は延べ約1600回に上り、駅内の監視カメラへの破壊は延べ約1100回に上ったほか、バス専用車線300本以上、ミニバス専用車線300本以上、及び全てのトラム路線が道路の封鎖や暴乱活動によって路線の変更や運休を余儀なくされた。英「エコノミスト」電子版は、暴力のエスカレートによって香港は深淵に陥ったと指摘した。米国の一部メディアでさえ、香港のデモ参加者が「より暴力的で醜く」変貌しつつあることを認めざるを得なかった。

米側の香港関連法案はひどく事実を歪曲しており、極めてたちが悪く、非常に腹黒い魂胆がある。暴力犯罪行為を「美しい光景」と言いなし、警察側の極めて自制的な法執行を「暴力的鎮圧」と言いなす。「米国の一部政治屋の良心はどこにあるのか?人間性はどこにあるのか?」と人々は問わざるを得ない。米国の一部政治屋は、米国には「全世界に適用される人権の基準がある」とぬけぬけと主張し、香港関連法案を「民主、人権、法の支配への米国のコミットメント」と見なしている。この法案を用いて世論を惑わし、反中・香港攪乱勢力への支持と助勢を企てたことで、人権問題でダブルスタンダードを弄し、実際には人権を踏みにじる彼らの本質が存分に露呈した。

是非を逆さにすることは許されず、人々の心には自ずと公正な道理がある。「暴力に反対し、平和を愛し、警察を支持し、平穏を守る」ことを求める香港の強い声、各地で路上障害物を片付ける香港各界の自発的行為、暴徒への速やかな懲罰を裁判所に促す香港の市民団体の請願。これらは全て、香港社会各界の強い訴え、暴力と混乱の制止という正義の声をはっきりと示している。

香港は中国の香港であり、香港の事は完全に中国の内政だ。我々は「一国二制度」の方針を断固として貫徹し、行政長官が香港特区政府を率いて法に基づく施政を断固として支持し、香港警察当局の厳正な法施行を断固として支持し、香港の司法機関が法に基づき暴力犯罪分子を懲罰することを断固として支持する。香港の繁栄と安定の破壊、中国の発展を妨害するいかなる企ても絶対に思い通りにならない。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年12月2日

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